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BMC(ビーエムシー)の歴史

style, passion, precision,BMCには心と技がある。

1986年ボブ・ビゲロー氏がラレー社の商品を販売するために会社を設立。
その後1994年に契約が切れると自社ブランドとして自転車制作にとりかかり、ここからBMCの歴史が始まりました。

当初は制作・経営がうまくいかずに苦悩していましたが、1998年に転機が訪れます。
年商10億フランの聴覚ヘルスケア会社フォナックの会長である、Andy Rihs(アンディ・リース)氏。
素晴らしい経営者であり、なおかつ自転車をこよなく愛する彼を、共同経営者として迎え入れます。
ここからBMCの歴史が濃密に色づけされていきました。

2000年に効率的かつ革新的なダンピングシステムを開発。
これにより国内におけるBMCへの注目度は高まり、2001年、リース氏が完全にBMCを買収。
同年自身がスポンサーとして活動していたフォナックレーシングチームに車体を提供し始めます。
このおかげで格段に知名度を上げたBMCは更に力を入れて開発。
その時提供したチームマシンSLT01はISC(Integrated Skelton Consept)と呼ばれるフレームテクノロジーの基礎を作るマシンとなりました。
このシステムは後のBMCの殆どの車体の基礎となり、影響を与え、またBMCのフレームデザインを特徴付ける一番の要因にもなりました。

その後2004年にタイムマシンTT01とfourstrokeフルサスペンションシリーズを制作。
この頃にはツール・ド・フランスでも通用する程の高性能なバイクをリリース出来るほどに成長し、
翌年には世界初のCNT(カーボンナノテクロノジー)を採用したマシンを開発し、ブランドとしての地位は確立しつつありました。
しかし、2006年に悪夢が。
リース氏がかねてより待望していた自身が手がけたチーム・バイクでツール・ド・フランス優勝という大きな夢がありました。
その年、総合優勝を果たしたのはチームフォナックのフロイド・ランディスでしたが、優勝から二日後にランディスのドーピングが発覚し、称号は剥奪。
チームも解散に追い込まれてしまいます。

しかしながら彼の情熱は冷めませんでした。
諦めずに翌年2007年にブランド名を冠したBMCレーシングチームを設立。
ブランドとしても優勝するために革新的なバイクを制作していき、2010年にはユーロバイクアワードの金賞を受賞した程の名作モデルimpecを制作。
しかもこれらのハイエンドモデルを制作するためだけに通称「BlackBox」と呼ばれるカーボンフレーム工場を建設します。
そこまで突き詰め、より良いものを日々作り上げた結果、
2011年のツール・ド・フランスでBMCレーシングチーム所属のカデル・エヴァンスが総合優勝を果たします。
そのレース中に見せた選手の気迫とマシンの性能は全世界のレースファンたちを魅了し、感動させたでしょう。

歴史は浅いが、革新的な技術に強い気持ち、まだまだこれからが楽しみなメーカーです。

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