1965年に今野仁氏が、今野製作所としてスタートしました。
創業時は、今野3兄弟でフレームを製造していましたが、のちに他兄弟がCycloneシクロウネ(三連勝)、MIYUKI(ミユキ)と工房を開き、今野製作所はCHERUBIMブランドで名を馳せていきました。
現在は、その子孫である今野真一氏が、創業当時から掲げている伝統と革新の融合を受け継いでいます。
1968年メキシコオリンピックにて、日本人として唯一代表選手に選ばれ6位入賞、また日本新記録を樹立したのは、CHERUBIMを語るうえで外せない歴史の一つです。
日本国内のハンドメイドバイシクルショウで、数多くの受賞歴を誇り、近年では北米のハンドメイドショウNAHBS インディアナポリス North American Hand made Bicycle Showに出展を続け、そこでも度々賞を受賞しており、その活動は、海外まで及んでいます。
乗り物である自転車を、美術品レベルにまで追求し続け、世界的なブランドとして、CHERUBIMを押し上げました。
2012年にNAHBSで最高の栄冠であるBest of showを受賞したHumming Birdは、なんと市販化さており大変話題を呼びました。
雑誌等でも、表紙を飾るなど、自転車自体の評価はもちろんのこと、代表である、今野真一氏自身も、東京サイクルデザイン専門学校の講師として在籍しており、また、アメリカの美術大学の講演に呼ばれるなど、数々の受領歴とブランド力を引っさげ、活動の場所も拡大しています。
近年はショーバイクのイメージが強いですが、現在でもNJS規格をクリアした、NJS認定フレームのメーカーであり、その高い技術と製品の良さは折り紙つきです。